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6月
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備えよ常に

平成23年3月11日に発生した東日本大震災から5年が経ちました。直接的な被害を受けられた方々にとってはまだまだ復興道半ば、日々の暮らしに不安を抱えながら…という方も多いと思います。秋田県内では幸い大きな被害がなく、東北の中ではいち早くハード・ソフト両面での支援を打ち出すなど、助け合いの精神で被災隣接地域としての役割をある程度果たせていたと思います。

直接的な被害がなかったとはいえ、長時間の停電や物流の停滞などで普段の生活のありがたみを感じたものですが、5年経過した現在、「のど元過ぎれば…」状態になっているのではないかな?と感じるときがあります。

震災からの5年の間にも、多くの地震、噴火、台風、豪雨災害が発生しました。テレビやインターネットで、ほぼリアルタイムに被災地の情報が伝わることによって、悲惨な状況がすぐに伝わり救助や支援の輪が拡がりやすい反面、ともすれば自分とは直接関係のない、現実味のない映画のような感覚に陥ってしまうほど次から次へと垂れ流される情報を右から左に受け流していたこともあったように思います。

しかし、明日は我が身。熊本地震では、今までこれだけの強い地震が起きたことがなく、「熊本には強い地震は来ない」と思っていた地元の方も多かったようです。同じような話は阪神大震災でも聞いたことがあります。今まで起きていないから大丈夫ではなく、今まで起きていないからいつ起きてもおかしくない!と考える必要があるのだと思います。

震災直後は備蓄食料や懐中電灯などを点検、準備した方も多かったと思いますが、5年経って、東北地方の太平洋側で直接的な被害を被った地域の方々ですら備えが疎かになってきているという調査結果があるようです。自分を含めて、直接的な被害が少なかった地域であれば尚更です。

他の地域で災害が起きている、それを目の当たりにしている今こそが、縄を締め直す好機ととらえて、改めて備えをしっかりしてみませんか。

 

タイトルにあります「備えよ常に」は、ボーイスカウトの標語です。

ボーイスカウトにおいては「心の備え」「体の備え」「技の備え」ということだそうですが、物資を揃えるだけで満足せず、正しく畏れ、数日乗り切るための術を学ぶ。災害対策にも非常に有効な言葉だと思います。

 

Boo