社長の四季

12月
10

いい「イクラ」がありました。色も艶も申し分
なく、重量450g。迷わず買ってしまいました。
その夜、適量の塩を入れた50℃の温水をボウル
に作り、薄皮に包まれた卵を手で丁寧にほぐし、
ボウルの温塩水を何度も取り替えて、カスや筋を
根気よく取り除きます。
ここでお湯の熱さやカス取りの面倒臭さに手を
抜くと、生臭さが残るようです。
お湯に入れるとイクラは白濁しますが、仕上げ
に冷蔵庫に入れて水を切ると、このような美しい
オレンジ色に輝きます。
20151210
これを好みに合わせた「酒と醤油と味醂」等で
作った汁に漬け込むと、2~3日で食べられます。
温かい御飯に、茶碗からこぼれ落ちるほど必要
以上の「イクラ」をかけ、その上から「揉み海苔」
をかけ、豪快に食べる至福のとき!
たった2人の家族なのに、3日と持たずに無く
なってしまうんですよ。 ふふっ。

11月
10

20年前、岳父が植えてくれた「トリトマ」が、
今年も咲きました。
ユリ科の多年草で、原産地は南アフリカ喜望峰
地方。日本には明治中期に渡来しました。
開花期は、5月中旬~10月中旬とされています
が、拙宅のトリトマは10月中旬頃から咲き始め、
雪が積もってきても暫く咲いて、白い雪と赤い花
のコントラストを楽しませてくれます。
20151110
なぜこんなに遅く咲いてくれるのでしょうか?
最初は、「遅咲きの私を象徴しているようだ」と
思っていましたが、最近は、岳父が「君は安サラ
リーマンであったため、俺の娘に貧乏暮しをさせ
てきたのだから、他人より長く働いて挽回しろ」
と訴えているような気がしています。
考え過ぎでしょうか? ふふっ。

10月
30

朝起きて畑を見たら、何か景色が違うんです。
「枝豆だ!」と気が付きました。
今年も私の播いた枝豆は、家族に好評でした。
それに気を良くして「種を取って来年播いてみ
よう」と思い立ち、数本残して大豆になるのを
待っていました。
やがて大豆化して、莢(サヤ)は黒くなって
「次の休日は採種しよう」としていた矢先のこ
とでした。
畑に行ったら、茎は倒され、大豆は上手に食
われ、莢が白い裏側を見せて無残に散らばって
いました。「カラスだ!」。
20151030
春は拙宅のツバメの巣を襲い、生まれたばか
りの雛を食い尽くし、抵抗した親鳥も片翼だけ
が残っているだけ….という残忍さ。
夏は「そろそろ収穫だ」と思っていたトウモ
ロコシが、朝起きたら全部食われていました。
そして秋は、この有様。にっくきカラスです。
どうしてくれよう! トホホ….
どなたか、カラスを懲らしめる方法をご教示
くださいませんか?

10月
20

「暫く見掛けませんでしたが出張でしたか」
と近所の若奥さんに話しかけられました。
「はい」と答えたら「どちらにいらしたん
ですか?」。
「先ず東京に行って、京都、北海道、茨城、
大分、新潟….」と並べたら「え~っ、2~
3日でそんなにですか!」と、大いに驚かれ
てしまいました。
どうやら、すっかり信じ込んだ様子で、私
は大満足でした。
読者の皆様はどう思われたか解りませんが、
嘘をついた訳ではありません。

2015102001

東京駅八重洲口に降りると、すぐ「京都」
のアンテナショップがあります、入館すると、
西陣織、友禅染、八ッ橋、京漬物….そこは
京都なのです。
その近くには「北海道」のショップがあり、
札幌ラーメンやスープカレーは食べられるし、
海の幸や酪農製品で溢れ返っているのです。
さらに銀座方面に歩いて行くと、和歌山、
高知、熊本、茨城、福井、徳島、石川….と
各地のショップが並んでいます。
隣の日本橋には、奈良、島根、山梨、山口。
有楽町には大阪、秋田、滋賀。新橋には香川、
愛媛….。
丸1日かければ、全国に超高速出張できる
と思いませんか?

「コロンブスの卵」のような話でした。
ふふっ。

2015102002

1月
20

12~1月は、私にとっては酒肴や御飯の友
を手作りする時期で、今季もニシン漬、スル
メの麹漬、イクラの醤油漬、特製松前漬..等、
仕込みました。
それらのうち、特にイカの塩辛は市販品と
差別化するために一味工夫したところ、家族
には大好評でした。
もちろん私も食べましたが、生もの嫌いの
人でも食べられると確信する風味でした。
あまりの美味しさに、茶碗は一気に空にな
ってしまいました。

20150120A

早食いすると満腹感は伝わりにくくなるそ
うです。なるほど、胃袋は物足りなくて2杯
目を要求してきましたので、次は特製松前漬
を載せて食べてみました。

20150120B

カズノコとホタテ、そしてカニやスルメと
コンブが絶妙のハーモニーを醸し出しており、
これも「あっ」という間に茶碗から消えてし
まいました。体重維持の敵ですね。
皆さん、「秋田の冬は美味過ぎる」と思い
ませんか? ふふっ。