Home » 社員日記 » なぜ山に登るのか? そこにあったからかも。
4月
25

近頃の平地はも意外と気温が上がらず、桜の開花を目の前にしつつ
季節の移り変わりの足踏みが続いている感もございますが、
山間部では雪解けも進み、この秋田の地においてもいよいよ
無雪期登山の季節がやってまいりました。
登山口まで自家用車でアプローチしつつ、早速ピークを目指します。

一番最近は、秋田市近郊の太平山系、前岳まで足を運んでみました。
装備と体力を考慮すると私はここまでが限界なのですが、
行き交う他の登山家の皆様は容赦なくその奥に鎮座する中岳方面にも
足を伸ばしておられるようでした。いずれは私も…。

また、トレイルランニング愛好家の方々は、軽量装備を生かして
小気味よく歩を進めておられましたが、極めつけは、どう考えても
水や食料はおろか、片手に鈴しか持っていない状態で
山を登っておられた御仁、です。ご立派。
体力やスタイル、行動範囲も人それぞれ。
山中は、割と世間の縮図的な見方、も出来てしまいます。

折角なので、ICTに関連した話題を無理矢理提供します。

昨年から使用しているiPhone用アプリ「ヤマレコ」。
山行ログの保存と管理に重宝してます。
国土地理院の1:25,000地形図データをロードし、記録スタート。
(この時、機内モードにしないと電池減りまくりで酷い目に遭う)
行動中、GPSと連動しておよその現在地がわかるようになってます。
折々でのポイント通過時間やiPhoneで撮った写真も記録に加えることで、
後での振り返りが楽で、分かりやすい山行記録が出来上がります。
私は昔取った杵柄状態で、地形図が読めます(断言)。
ただ、手軽さと機能の利便性など総合的に考えて、
今や手放せないツールと化してます。

一昔前はGPSロガー専用機があり、それ自体が高価であったことや、
あくまで緯度経度しか把握できず、記録自体は別のデータと紐づけして
管理しなければならない煩雑さもありましたが、今はスマートフォンで
機能を集約して利用、管理ができるようになりました。
このGPS、遭難事故を考えると、今後も有用性が期待できます。
某自動車用品の小売チェーン運営企業では、GPSと連動して
ご高齢者の見守りを行えるサービスを提供しようとされております。
何かの記事で、これを拡張することで登山者向けの「見守り」もできる、
的な話もありました。

技術の進歩で、街のしがらみや喧噪から離れた…と思っていても
GPSで居場所を掴まれてしまう…その裏返しとして山間部であっても
遭難時の発見が早まると考えると、やっぱり世の中は等価交換、
トレードオフの相関関係が大概を占めているんだなぁ、と思った
春の日でした。

登山届は出しておきましょう(自戒の念も込めて)。

ドイター贔屓