社長の四季
昨年、拙宅のツバメの巣がカラスに襲われて崩
壊し、雛たちが行方不明になったという、なんと
も痛ましい出来事があり、もうツバメは来ないも
のと諦めておりました。
それが今春、いつの間にか番(つがい)のツバ
メが出入りするようになり、やがて巣作りを始め
ました。
とても嬉しくなり、今年はカラスに襲われない
ように、いろんな文献を漁り、インターネットで
調べた結果、①カラスはホバーリングができない。
②カラスは羽に何かが触れることを極端に嫌う。
ということが解り、それをヒントに巣の周囲と下
部に25㎝間隔で水糸を張り巡らしました。
ツバメは最初ホバーリングして、水糸の間隔を
測っていましたが、まもなく自由自在に糸の間を
縫って飛ぶようになりました。
時々偵察に来ていたカラスは、諦めたのか見か
けなくなりました。
安心した?のか、ツバメたちは産卵したらしく、
巣には一羽が残って抱卵している様子が窺えます。
今年こそ雛たちが無事に成鳥となり、秋には南
の国に巣立って行ってほしいと願っています。
今季は「暖冬」だと喜んでいたら、年が明けて
「オレを甘く見るなよ」と冬が本気を出して反撃
してきました。気温は下がり、雪も降り続いて、
いつもの冬になってしまいました。
拙宅は玄関から車庫まで30m以上の距離があり、
毎日の除雪が大変でした。
そこで一計を案じ、日曜大工で通路に屋根掛け
してみました。休日ごとに、水平・垂直を測って
単管を組み立て、垂木に波板を打ち込んで単管に
繋ぐ作業を続け、ようやく10m余りの屋根ができ
ました。
お蔭で、このように雪が降っても地面には雪が
無い箇所が誕生し、雨が降っても傘は要らないし、
その下で作業もできるので満足していたのですが、
屋根の無い所は除雪も傘も必要だし、吹雪の時は
雪が舞い込み、作業どころではありません。何と
なく中途半端な感じがしてきました。
雪が解けたら、早速「改善」と「延長」の作業
開始ですね。 ふふっ。