早いもので5月になりました。
新年度が始まって既に1ヵ月が経ってしまいました。
2024年も「時間外労働の上限規制の適用(2024年問題)」や「定額減税」など
様々な法改正等があり、お客様へご案内・ご提案していかなければいけない件が
多くなりそうだなと感じております。
とはいえ、IT業界で直近の大きな課題としては「2025年の崖」だと考えております。
「2025年の崖」とは、経済産業省で提示された言葉で【デジタル技術を活用したビジネスの
推進が求められている一方、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムを
使用している企業も多数存在しており、既存システムが抱える課題が解決できない場合に
課題に伴う経済損失が、最大で年間12兆円(現在の約3倍)にまで増加する可能性がある】と
いうものです。
その課題対策として提唱されているのが、最近ではよく聞くようになった「DX(デジタル
トランスフォーメーション)」です。
一言に「DXをしよう!」と指示を受けて困っている方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、今回はDXについて簡単に記載させていただきます。
DXには段階があることをご存じでしょうか?
一般的に次の3段階と言われております。
①デジタイゼーション
⇒アナログ情報をデジタル化する部分的なデジタル化
②デジタライゼーション
⇒デジタルツールを活用し、業務フロー全体を最適化する
③デジタルトランスフォーメーション(DX)
⇒全社的な業務・プロセスのデジタル化
⇒顧客起点における価値創造を目的とした事業やビジネスモデルの変革
正直なところ、日々飛び交っているDXの多くは「②デジタライゼーション」です。
「DX」となると、さらに進める上での組織としての【目的】を最初に決める必要があります。
しかしながら全企業がDXが必要というわけでなく、「②デジタライゼーション」まで
できれば十分な企業様も多いかと考えております。
もう少し詳しく聞きたいなどありましたら弊社まで是非ともお問い合わせください。
by 「DX」は「インターネット」と一緒でかなり広範囲を表す言葉です