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2024年5月25日
社員日記

練習量

私の自宅に家族が昔使っていた古い電子ピアノがあるのですが誰も使用しておらず物置き台のようになっていました。
私はピアノを習ったことが無いのですが最近になり気まぐれに時々ピアノを練習しています。
うまく演奏することが目的ではなく音楽の知識を得たかったのがきっかけで独学で練習しています。

初心者向けの練習曲であっても楽譜通りに弾くのはなかなか難しいものです。
そこで楽譜を速く読んだり暗譜したりする方法を調べると暗譜の方法には様々なものがあり、片手ずつ覚えたり小さなセクションに分けて覚えたりする練習方法などがありました。
曲を記憶する方法としては、身体の動きを覚える方法、鍵盤の位置を覚える方法、楽譜を画像として記憶する方法、理論を理解して暗譜しやすくする方法や、聴音能力を高めてメロディを覚える方法、音階で覚える方法などがあります。
音階で覚える場合は移動ドと固定ドのどちらで覚えるかという選択もあります。
これらの方法を組み合わせるのが効果的と説明されていました。

しかし、大人がピアノを始めたとき上達しない最大の要因は練習時間が少なすぎることだそうです。
反復練習は上達しているかが分かりにくいためモチベーションを維持しにくいですが、初心者はあれこれ考えず練習量を増やすのが良いようです。

これは他のスキルでも同じことが言えそうです。
英文法も知っているだけでは使いこなせず、例文を30回以上繰り返し音読するのが効果的だそうです。
仕事でも研修を一度受けてそれきりでは効果は薄く、その後に繰り返し実践していくことで初めて身につくものです。

新たな知識を得た場合は知識の有無として明確な差がありますが、練習量を増やすことで身につくものは見えにくいため練習を軽視しがちだったかもしれません。
何かを学ぶ時はそれを使いこなすための訓練にかける時間も意識的に確保したいです。

HM

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