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2024年7月25日
社員日記

我々が20年待ったもの

今年1月から5月に掛けて、とあるアニメ映画のシアター鑑賞に足繁く出掛けておりました。
初回は1月末で劇場公開2日目の日中上映を秋田市内で鑑賞し、1週目特典を受領、
その翌々週に2回目でレイトショー上映を秋田市内で鑑賞し、3週目特典を受領、
次は2週間置いて隣県で4DX 2Dでの上映を鑑賞し、5週目特典を受領、
さらにその次はまた2週間置いて隣県でMX4D 2Dでの上映をそれぞれ鑑賞し、7週目特典を受領、
この時点で公式パンフレット豪華版を鑑賞先劇場で購入することができ、なお加速。
さらにさらに今度はメイン声優の皆様による舞台挨拶を含む上映を隣県で鑑賞し、9週目特典を受領、
そしてノベライズ小説下巻での完結編出版後の答え合わせとして通常のレイトショー上映を
秋田市内で鑑賞し、11週目特典を受領、
最後の締めに、5月、劇場公開最終週のフィナーレ上映、これが監督とメイン声優陣による
舞台挨拶込みでリモート上映を鑑賞し、最後の特典を受領、
これまでで7回のシアター鑑賞を終えました。

個人的にはこれまで、映画鑑賞については、ジャンルによって劇場で鑑賞する価値の有無を
判断しているところがありまして、派手目のアクション映画や、映像や音響効果が特に話題に
なっている作品以外は、劇場での鑑賞に対する食指が動かないといった受け止め方でした。

ただ、この映画、タイトル自体が、誇張無しで「20年待った」映画でした。
映画の内容自体も、私を含む往年のファンからするとある「種」の「お祭り」状態で、
公開期間中においても、YouTubeのネタバレ動画を視聴して、その答え合わせを劇場で、
というサイクルで、結果的に何度も観て、さらに深く魅入らてしまいました。
同じ内容の映画を円盤や配信動画で二度三度見るなら以前にもありましたが、
ここまで何度も劇場に足を運んで観た映画は、正直、これまでの人生において他にありません。
進化したCG技術による映像そのものの美麗さを感じ入るのはもとより、
作品のストーリーや舞台背景、幅広い登場人物の配置とそれらが醸す雰囲気、
全身で感じる音響効果の迫力と臨場感、魂を揺さぶる主題歌、挿入歌、エンディングテーマ、
ストーリーの随所にちりばめられた伏線とその回収要素の発見、
さらには段階が進んで隠れキャラ的な仕込みの発見や答え合わせによる「アハ」体験、
さらにはさらには舞台装置としてMX4Dや4DXの体感効果(水しぶきやバラの香りは新鮮な感動!)、
最後は監督や出演する声優陣による映画製作におけるエピソードトークが本編に華を添え、
同作のファンを含めた全体で映画の興行成功を盛り上げることができた、
そんな「コト消費」に費やした半年近くでした。

上映100回以上鑑賞などという強者の方に比べれば、私自身はまだまだ魔界の入り口をうろついている
浅はかな餓鬼レベルですが、今後もこのコンテンツ、ライフワークとして追っかけることでしょう。
今年の年末の円盤発売や、並行している関連商品の発売も逐一ありますし、
外伝、サイドストーリーの公式展開や、二次創作への波及と、近接する業界のさらなる賑わいも
想像できますので、今後の同コンテンツの盛り上がりに大いに期待しつつ、
コト消費(というか半分推し活?)の推進にさらに力が入る予感しかありません。

蛇足ですが、添付の写真は実際に劇場に掲示されていた宣伝用パネルを写したものなのですが、
47都道府県の名所名跡をモチーフにした同作にまつわる公開画像が元になっていて、
他の地域は登場キャラが名所を訪れているシーンが目立つ一方で、
なぜか秋田だけは、登場キャラではなく…かつ構図も突っ込みどころ満載の状態ですが、
違和感ありまくりなのはご愛敬ということで、どうか生暖かく見守ってください。

なお、この映画自体の興行収入は45億円を突破した模様ですが、単純比較はできないと思いつつも、
すごいですね、ハ○キュー、全世界で興収200億円越えって…。どんだけのお客さんがリピしたのかと。

皆様、素敵な人生を!

Written by 砂浜でロマンティクス

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