先日、テレビ番組「ポツンと一軒家」で秋田県が取り上げられていました。
見覚えのある風景が映り、一目で場所がわかりました。
趣味でGoogleストリートビューも諦めるような林道や酷道を巡る旅をしているため、
過去に登場した秋田県の場所でまだ行ったことのないところはほとんどありません。
番組では「ポツンと一軒家」が紹介されるとその場所が空き家であることが多く、
今回も最初に訪れた場所は空き家で、近くにある同様の「ポツンと一軒家」が紹介されました。
過疎化が進む秋田県の山間部では、今後さらに空き家が増えていきます。
空き家が増えることで山間部の道路がメンテナンスされず、
(逸般人を除いて)到達不可能な場所になっていくでしょう。
今回の放送では東京に住む息子さんがシステムエンジニアで、
携帯回線が整備されれば秋田でリモートワークをする可能性について話していました。
地元の職人や若者を巻き込んで古民家をリノベーションし観光資源として活用することや、
光回線が整備されていない場所でも携帯回線を活用したリモートワーク拠点として、
整備する取り組みも有効ではないかと思います。
また、山間部の豊かな自然を活かしたアドベンチャーツーリズムを推進し、
空き家を宿泊施設やベースキャンプとして利用することもできそうです。
こうした取り組みが進めば秋田県の山間部が再び活気づき、
地元の人や地域外から訪れる人にとっても魅力的な場所になるではないでしょうか。
12月