小学生のときから野球をやっていました。現在は、テレビなどで観戦するのが専門になりかけています。
アメリカのメジャーリーグでは、ポストシーズンが盛り上がっています。(10月下旬にこの文章を書いています。)私も楽しんでいます!
観戦中に頻繁に目にするのが、内野手の間を抜けたと思った打球が、私の予測に反して抜けずに捕球されてしまうということです。野手の好守備で捕球するというよりは、いわゆる定位置ではなく、あらかじめ打球が飛んでくる位置で守っているという印象です。データの蓄積により、「このバッターの打球は、だいたいこの辺に飛んでくる」という結論により守備をしているのでしょう。正直な感想は、「本当にそこにいていいの?」です。
ピッチャーの交代でも意外なことがありました。私の中の常識では、勝っている試合の最終回にしか登板しないはずの選手が、僅差で負けている試合の中盤で登場しました。相手の勢いを何とか止めようという意図があるそうです。そんなことを知らない私には、ものすごい違和感がありました。
野球について、自分はよく知っていると勝手に思っていたようです。野球のことだけでなく、「常識」はすぐに古くなって通用しなくなる可能性があることを実感しました。