常に「繋がれる」時代になって、便利さと引き換えに“集中し続ける難しさ”が増したと感じます。通知、チャット、SNS、調べもの……気づけば脳のメモリが細切れになり、目の前の作業にフルで向き合う前に疲れてしまうことも
あります。
そこで今回は、私が日々意識している「脳のバッファ(余白)を確保するためのマネジメント術」を3つ紹介します。
- アテンションデトックス
起床後2〜3時間は、脳が最も活性化している時間帯の一つと言われています。
この朝のゴールデンタイムなど、あえて「繋がらない」時間を先に確保します。
メールやチャットを開く前に、今日一番進めたいタスクに着手する。通知はオフにし、
スマホは手の届かない場所へ。
“外部入力”を遮断すると、思考の立ち上がりが一気に楽になります。「空いたらやる」ではなく、
「予定として入れる」ことを意識しています。
- 「AIに任せる脳」と「自分で持つ脳」の仕分け
AIを使うほど、脳の使いどころを選ぶ感覚が重要になります。
たとえば、コーディングの叩き台・定型処理・調査の一次まとめはAIに任せる。一方で、目的の定義、
仕様の優先順位、ロジックの筋の良さ、品質判断は自分で持つ。
“考えなくていいことを減らす”のではなく、“考えるべきことに脳を集中投下する”ための仕分けです。
- デスク上の「ノイズキャンセル」
脳は視界からも情報を拾い続けます。だからこそ、机の上は「今の作業に必要なものだけ」に絞ります。
資料やガジェット、メモの山があると、それだけで脳が小さくマルチタスクになるそうです。
私はもともと机の上が汚いタイプの人間だったのですが、最近は作業開始前に30秒程度の
「片付けるフェーズ」を挟むようにしています。デスクトップ画面も同様で、ウィンドウは
最小限にするのがおすすめです。
「最新技術を追いかける」ことが大事な私たちの業界だからこそ、同時に「自分の脳をどう守るか」も設計していきたいと思っています。脳のバッファが増えると、アウトプットの質も、学習の吸収率も上がる。
最近はそんな実感があります。