マーケティングの有名な格言に
「”ドリル”を買いに来る顧客が欲しいのはドリルそのものではなく、”穴”である」
というものがあります。
“穴をあけたい”という【ニーズ】に対して”ドリル”という【手段】を頑張って説明するのは適切ではない、
というお話です。
我々の仕事では『お客様のニーズをいかに適切に実現するか』が重要だと常々考えて活動しているつもりですが、
時々この格言を思い出して反省するようなケースもあります。
最近では「その”穴”はなんのために必要なんだろう?」と深掘りするよう心掛けています。
「穴にフックをかけて収納を増やしたい」「壁の向こうの様子を見たい」などの本当の要求が分かれば
“穴”ではない最適解があるかもしれません。
要求確認とは奥が深い。。日々精進です。
私生活では思いつきで買って失敗して学習することが多いのですが。。。