サッカー日本代表の2025年最後のボリビア戦の後、
結果は完勝ながら、ボールの「ポゼッション(支配率)」では下回っていた、という記事を見ました。
昔から日本代表の課題は「決定力」と言われて続けていたので、
その意味では「贅沢な悩み」「隔世の感」があるなあ、としばらくは思っていました。
ただ、改めて普段の自分の仕事と照らしてみると、いろいろ考えさせられることがありました。
試合における「点数」や「点差」と同じように、
会社においても「売上」や「営業利益」は最重要なものであり、給料に直結したものでもあります。
ただ、その観点に偏り過ぎてしまうと、
社員の接客態度やモチベーションだったり、現場のチームワークだったりに課題が山積していって、
結局は 会社の成長を妨げる要因にも繋がっていきます。
代表の森保監督が良く口にする言葉に「個の力」があります。
各人の個性や強みは常に伸ばしてもらいつつ、
日本代表として集まった際はそれに「組織力」をプラスして戦って欲しい、
という意味合いで使っているそう。
確かに、代表の試合では選手やポジションを問わず
「オフェンス」と「ディフェンス」の両方が求められているのが良く分かります。
自分の部署や立場に捉われ過ぎず、困っているところには積極的に手を差し伸べる、
という姿勢で、自分も普段の仕事が出来れば、と思ってます。